既婚者は家族を愛し、独身者は人類を愛する

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「社会貢献」という意見がほとんど見当たらなくて驚いています。

自分以外の誰かのために生きる。それが素晴らしい価値観であることは、多くの人が共感しているはずです。

だからこそ、「自分以外の誰か(配偶者や子供)のために生きることができない独身の人は何が生きがいなの?」という問いに対して、上から目線のマウンティングであると反感を覚えるコメントが多発したのでしょう。

しかし、独身であっても自分以外の誰かのために生きることは可能です。

社会のため、あるいは人類のために役立つ成果を残すこと。

それを人生の目的とするのは、家族のために生きるのと変わらないくらい立派な目的のはずです。

立派すぎて、気恥ずかしい。あるいは偽善的に感じられる。……そんな気持ちがあるのかもしれません。

しかし「家族のために生きること」と「社会のために生きること」に本質的な違いはありません。

相手のために何かをしてあげること。それが自分の満足に繋がる。

「家族愛」と「博愛」は、対象がちょっと違うだけで、中身はどちらも一緒のものだといっていいはずです。

独身だからといってディスられた気分になるのではなく、「お前は家族を愛するのが生きがいかもしれないが、オレは人類全体を愛するのが生きがいだ!」と力いっぱい宣言すれば、それで良いのではないでしょうか。